それは幼い頃、
海やプールを見て、どぼんと飛び込んだときにできた、
細かい渦のよう。
小さい気泡の粒、水面に反射する光、対流する水、
まるで、そのすべてがひとつのグラスで混ざったよう。
とても複雑な模様に、
眺めていて、思わずため息が出てしまうほど。

この繊細な模様を出すためには、
熟練された職人の高度な技術が必要なのです。
それを可能にしているのが、匠工房の職人チームで、
琉球ガラスを通じて、
沖縄の海や空、大地を表現した作品を作り続けています。

こちらのグラスは、名前もユニーク。
かすかに聞いたことがあるような、
イラブチャーは、沖縄でとれる水色の大きい魚のことで、
別名、アオブダイとも言います。
こちらの、イラブチャーのグラスは、
魚そのものの水色、濃い青、淡い黄色などを
忠実に再現しています。

水玉と書いて、水ぎょくと読みますが、
こちらは水晶のこと。
水晶は透明の鉱物で、光を受けて輝きを放ちます。
その光と、海の水色が混ざり合って、
繊細な渦を巻いているよう。

マンゴーは、南国である沖縄の代表的なフルーツ。
完熟したマンゴーの皮の、
濃厚な黄とオレンジ、赤が混ざったような色が
ひとつのグラスに見事に表現されています。

琉球ガラスならではの
少し厚みのある質感と、
どっしりとした、安定感があるフォルム。
日常使いにちょうどよい、
220mlくらい入るサイズで、
冷たい緑茶や麦茶、
アイスコーヒーやアイスティーなど、
冷たいドリンクを入れたいときにぴったり。
パフェなどデザートや、
花を飾っても素敵です。

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工房：匠工房
サイズ：約Φ8×H8.5cm
素材：ガラス
※作品はすべて手づくりため形状や色味が多少異なります。一つ一つの個性、風合いとしてお楽しみください。
※琉球ガラスは耐熱ガラスではありません。熱湯を注いだり、電子レンジ、食洗機、乾燥機のご使用はお避け下さい。
※材質の特性上、また製造工程上、ガラス内部に気泡や表面に極小の黒点が見られる場合がございます。