とろけるような、ツヤのある飴色の釉薬。
それはまるで、
丁寧に淹れた、コーヒーの色のよう。
このカップと目が合うたびに、
「ちょっと、ひと息入れよう」と、肩の力が抜けて行きます。

カップ８分目で、ちょうど150ml入る大きさ。
温かいうちに、飲み切ることができます。
「コーヒーカップ」という名前なので、
ここは、心ゆくまで、おいしいコーヒーを。
豆からゆっくりドリップして、
アロマが部屋中に広がったら、
ゆるやかな、島時間の始まりです。

さすが、一級建築士がデザインしただけあって、
スクエア型の取っ手、
ふちの薄い飲み口などが、
スマートでシャープな印象です。

もともと、和食器のカップの代表といえば、
「湯のみ」になります。
その湯のみをベースにして、
コーヒーカップが作られることが多いのですが、
ぽってりとした丸い形や、
土の風合いのある、いわゆる「和」の空気を
残しているものが多いと感じられます。

そこでこのカップ。
カップやソーサーの素材感に
土の香りを残しつつ、見事に研ぎ澄まされ、
洗練されたイメージになっています。

見た目もスマートですが、
使い勝手もとてもいいのです。
取っ手は、薄く、幅が広いので、
指でしっかり握ることができ、
グラグラせず安定感があります。

ソーサーは単体で、お皿として使うことができ、
お茶の時間に、
クッキーやチョコなどお菓子を入れるのはもちろん、
普段の料理の取り皿としても、活躍してくれます。

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サイズ：カップ 約Φ8×H7cm

ソーサー 約Φ15cm

容量：150ml（カップ8分目）

素材：陶器



※作品はすべて手づくりため形状や色味が多少異なります。一つ一つの個性、風合いとしてお楽しみください。