女性の作り手さんが生み出したのが、
こちらの、くびれグラス。
まるでウエストのところで、
きゅっと絞られた、
グラマラスな女性のよう。

底に横たわるのは
沖縄の海を思わせるような、深い青。
青はなににでも合わせやすく、
どんな飲みものもおいしく見せてくれます。

メリハリがきいた見た目も美しいのですが、
手に取ってもみると、
その持ちやすさに驚きます。
グラスに冷たい飲みものを注ぐと、
外側がどうしても結露して、
濡れて滑りやすくなりますが、
こちらのグラスの
くびれているところと、下の青い部分を
指で支えると、安定感が違います。

琉球ガラスといえば、
男性の作り手さんが多いイメージです。
実際、ガラスを溶かしたり、形成したりする工房の中は、
とても熱くて、
汗をかきながらの体力勝負になります。
そんな中で、こちらは、
女性の小野田育子さんが作っています。

こちらの品は、
ワインやジュースなどの空き瓶を溶かして、
再生ガラスとして使用しています。
再生ガラスは
回収した瓶を洗って、乾かして、砕いて…、と
とても手間がかかりますが、
独特の細かい気泡が入り、
ぽってりとした手なじみのよい質感になり、
どこにもない、あたたかみのあるうつわになります。

片手でさっと持てて、
普段使いにぴったりなサイズで、
飲みものがよりおいしく感じられそうです。

パフェを盛りつけたり、花器としても。
女性らしいラインのうつわは、
どんな飲みものや料理も受け止めてくれる、
おおらかさがあります。

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工房：工房彩砂
サイズ：約Φ7.8cm×H9cm 
素材：ガラス
※作品はすべて手づくりため形状や色味が多少異なります。一つ一つの個性、風合いとしてお楽しみください。
※琉球ガラスは耐熱ガラスではありません。熱湯を注いだり、電子レンジ、食洗機、乾燥機のご使用はお避け下さい。
※材質の特性上、また製造工程上、ガラス内部に気泡や表面に極小の黒点が見られる場合がございます。