どんな料理もぱっとはえる、
白地のうつわに、
唐草模様が施されていて、
とても上品な印象です。

手に取って、よく眺めると、
この唐草模様が手描きでないことがわかります。
それは、沖縄の伝統的な線彫という技術で、
下描きなしで、ひとつひとつ、
職人さんが彫刻刀のようなもので、
丁寧に線を彫っていきます。
白地ではない、薄いブラウンのところは、
もともとの土の色。
素材である、沖縄の土の色です。

職人チームの中でも
このラインを描けるのは、
10年以上の経験を持つベテランのみ、という、
とても難しい技術なのです。

その仕上がりは、何度も眺めたくなるほど美しく、
思わず琉球王朝に想いを馳せてしまうほど、
洗練された上品さがあります。

お皿には、すべて、少し深さがあるので、汁物もこぼれません。
3.5寸皿は、醤油や餃子のタレなどを入れるのに、
ちょうどいい深さ。
ちょっとした箸休めや、薬味も、
こんな小皿にこんもりのせると、
まるでお店のように見えます。
5寸皿は、ポテトサラダやかぼちゃの煮物など、
副菜を盛り付けるのにぴったり。
7寸皿は、メインの料理用や、カレーライスに。
平らではなく、少し縁の立ち上がりがあるので、
いつもの料理も立派に見せてくれるのが、
このうつわのいいところです。

※価格は一つのお値段です。

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工房：壺屋焼窯元　育陶園
サイズ：約Φ11.5×H2.9cm
素材：陶器
※作品はすべて手づくりのため形状や色味が多少異なります。
一つ一つの個性、風合いとしてお楽しみください。
※電子レンジ、食洗機、直火の使用はお避けください。