一見、洋食器のようなベージュのシンプルなお茶碗に見えますが、
周りにぐるりと、伝統的な刷毛目の模様が描かれ、
ほっこり温かみのあるデザインに、つい惹かれてしまいます。

ころんと丸いフォルムで、
手にしっとりなじむ飯碗。
内側のベージュ色もなじみがよく、
ご飯のツヤを引き立てておいしく見せてくれます。
サイズも大きすぎず、小さくもなく、普段使いに最適。

刷毛目模様がモダンでシンプルなので、
目立ちすぎず、毎日使うのにぴったりです。

刷毛目（はけめ）は、小鹿田焼の代表的な模様のひとつ。
小鹿田焼は約300年前から作られていますが、
もともとは、朝鮮半島から伝えられたもの。
その朝鮮半島で作られていたのが、この刷毛目模様です。
その伝統が、現在まで一子相伝で受け継がれているのも、
小鹿田焼の魅力なのです。

この模様は、その名の通り、刷毛で描きます。
うつわの形を整えた後、
ろくろにのせて、刷毛でちょんちょんと触れるように、
リズミカルに
ひとつひとつ丁寧に線を描いていきます。
スピードのあるろくろの上で
均一に描くためには、熟練の技が必要になります。
もちろん、同じものはひとつもありません。

伝統的な和のうつわでありながら、
洋食器のような趣きもあり、
ポトフ、具だくさんスープ、
カフェオレやほうじ茶ラテ、なんて
温かいものを注ぐのにも似合いそうです。
底に高台がついていて、熱いものでも大丈夫。
ふうふうしながら、たっぷり召し上がれ。

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サイズ：約φ12＊H6.7cm
素材：陶器
※作品はすべて手づくりため形状や色味が多少異なります。一つ一つの個性、風合いとしてお楽しみください。
※小鹿田焼は、見かけが頑丈なわりに、熱や火に敏感です。熱湯を入れる茶器セット、湯呑みなどはご使用前に鍋に水と陶器をいれ、一度沸騰させてください。レンジ内での直熱、直燗もお避けください。