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和の雰囲気が色濃く香る、湯のみのようなフリーカップ
王地山焼 鎬 カップ(青磁)
2,300円(税込2,530円)
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王地山焼 鎬 カップ(青磁)
2,300円(税込2,530円)
少しくぐもったような、薄めの青緑色が
優しい印象の青磁(せいじ)のカップ。
同じシリーズの青白磁よりも、もう少しはっきり色味があり、
しっとり、落ち着いたニュアンスを感じます。
これは伝統的な色で、
白い素地に、やや鉄分を含んだ透明の釉薬をかけることで、
青磁が出来上がります。

昔ながらの伝統を引き継ぐ、王地山焼には珍しい形のフリーカップ。
昔ながらのカップというと、湯のみが定番ですが、
今回はデザイン事務所が監修したことで、
よりモダンなテイストに生まれ変わりました。

手に取ってみると、よくわかりますが、
洋食器にはない、ぬくもりというか、
作り手の思いがじわじわ伝わってきます。

カップの外側にぐるりと施されたのは、
日本の伝統的な鎬(しのぎ)の技術。
「しのぎを削る」という言葉を
一度は耳にしたこともあるのではないでしょうか?
主に「争う」という意味で使われますが、
元々は、刀で削って筋をつけることを指します。

器を形成後、乾燥させてから、
ひと筋ひと筋、丁寧に削っていきます。
とても手作業とは思えないほど、
正確で緻密なラインに、思わずうっとり。
それもそのはず、
仕上がりの美しさに定評のある、王地山焼ならではです。

こちらのカップは、
外側の溝の幅で2種類に分かれています。
ふたつ並んだ写真で見ると、
左の幅の太いものが面取のカップ、
右の細いものがこちらの鎬(しのぎ)のカップ。
手触りや影のニュアンスが
少しずつ異なります。

もちろん手作業だけに、
どれひとつとして同じものはありません。

少し大きめなので、飲みものがたっぷり入ります。
お茶、紅茶、コーヒーなど、
温かいものはもちろん、
色も形もプレーンなので、
ジュースなど冷たい飲みものにもぴったり。

スープを入れても、
蕎麦猪口として使っても。
ヨーグルトや、シリアルをちょっとだけ、
なんてときにも活躍してくれます。

軽くて薄く、頑丈なので普段使いにおすすめです。

磁器
工房:王地山焼
サイズ:約Φ9×H7.5cm
※作品はすべて手づくりのため形状や色味が多少異なります。一つ一つの個性、風合いとしてお楽しみください。
※電子レンジ・食洗機可/オーブン・直火不可