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穏やかな存在感に見るたびに癒される、グリーンの大皿
王地山焼 鎬 プレートLL(青磁)
5,000円(税込5,500円)
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王地山焼 鎬 プレートLL(青磁)
5,000円(税込5,500円)
こちらはどーんと大きいサイズのプレート。
色や形はプレーンですが、
大きいだけにさすがに存在感があります。

少しくぐもったような、淡い青緑色が
優しい印象の青磁(せいじ)のプレート。

同じシリーズの青白磁よりも、もう少しはっきり色味があり、
しっとり、落ち着いたニュアンスを感じます。
どこか懐かしいような、
おばあちゃんの食器棚で見たことがあるような、
レトロな暖かさ、ほっとする安心感があります。

これは伝統的な色で、
白い素地に、やや鉄分を含んだ透明の釉薬をかけることで、
青磁が出来上がります。

リム(ふち)があるお皿は、まるで正統派の洋食器のよう。
リムの額縁効果でどんなお料理も
立派に見せてくれるから、
「お料理の腕があがったかも?」なんて
思わず、うれしい錯覚をしてしまいそうです。

一見、洋食器のように見えますが、
実は日本の伝統技術がぎゅっと詰まっています。
手に取ってみると、よくわかりますが、
洋食器にはない、ぬくもりというか、
作り手の思いがじわじわ伝わってきます。

お皿のふちに施されたのは、
日本の伝統的な鎬(しのぎ)の技術。
「しのぎを削る」という言葉を
一度は耳にしたこともあるのではないでしょうか?
主に「争う」という意味で使われますが、
元々は、刀で削って筋をつけることを指します。

器を形成後、乾燥させてから、
ひと筋ひと筋、ふちを丁寧に削って
まるで花びらのような模様をつけていきます。
とても手作業とは思えないほど、
正確で緻密なラインに、思わずうっとり。
それもそのはず、
仕上がりの美しさに定評のある、王地山焼ならではです。

こちらのプレートは、
ふちの溝の幅で2種類に分かれています。
ふたつ並んだ写真で見ると、
左の幅の細いものがこちらの鎬(しのぎ)のプレート、
右の太いものが面取のプレート。
手触りや緑色、影のニュアンスが
少しずつ異なります。

この大皿は、
いつものカレーを食べるようなお皿より、
ひと回りくらい大きいサイズでしょうか。
メインをのせるのにぴったりです。

ステーキやハンバーグなどの肉料理、
ソテーやフライなどの魚料理、
唐揚げ、コロッケなどの揚げ物に。
一人前のパスタをこんもりよそって。
ふちに立ち上がりがあるので、
ちょっとした汁物もこぼれません。

真っ白いお皿だと、ちょっぴり背筋が伸びたり、
盛りつけの時に少し緊張してしまいますが、
このグリーンが、すべて許してくれそうなのは
気のせいでしょうか?

磁器なので、軽くて丈夫なのもうれしい。
同じシリーズのプレートLとスタッキングすると
場所を取らずに収納できます。

磁器
工房:王地山焼
サイズ:約Φ25×2.5cm
※作品はすべて手づくりのため形状や色味が多少異なります。一つ一つの個性、風合いとしてお楽しみください。
※電子レンジ・食洗機可/オーブン・直火不可