ベージュよりの白の地色に、
周りにかすみがかったような、
黒のしま模様がちらほら。
作り手の息遣いや、遊び心を感じる一皿です。

その柄は、平安時代から始まったといわれる
丹波国の伝統を、思わず感じずにはいられません。
それは、かすりの着物のような
伝統的な柄のよう。

こちらのリムプレート、しっかりした大きさがあり、
いわゆる大皿になります。

リムというのは、ふちの平らに立ち上がった部分のこと。
和食器ではあまり見かけない形ですが、
もともとは、洋食器のプレートによくあるもの。
リムがあることで、
額縁効果で、お料理を立派に見せてくれる効果があります。

リムがあるため、やや大ぶりですが、
お料理をのせる内側を考えると、
普段のメインのおかずをのせるのに、ぴったり。

例えば、１人前のカレーライス、オムライス。
パスタをこんもり高く盛りつけると、
まるでお店のような仕上がりに。
キャベツをのせて、トンカツをぽん。
不思議と、何でも似合います。

洋食器の形ですが、和の趣きが強いので、
串カツ、焼き鳥など、串ものも似合いそうです。
ふちに立ち上がりがあって、
ちょっとした汁物もこぼれません。
麻婆豆腐など、とろみのある料理にも。

大雅工房は、
「使い勝手がよいものを」というコンセプトのもと、
実用的な食器が多いのが特徴。
繊細な扱いが求められる「土もの」に珍しく、
頑丈に作られているので、
食器洗い乾燥機も使えて、とっても便利です。

陶器
工房：大雅工房
サイズ：約Φ24.5×3cm
※作品はすべて手づくりのため形状や色味が多少異なります。一つ一つの個性、風合いとしてお楽しみください。
※食洗機可／電子レンジ・オーブン・直火不可