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小鹿田焼

約300年の伝統がある、小鹿田焼(おんたやき)。
大分県日田市の奥にある、静かな山里に“トントン”と心地よく響くのは、「唐臼(からうす)」と呼ばれる、土をつく杵の音。
川の水を使って、ししおどしのように杵を動かし、地元でとれた陶土を少しずつ練っていきます。
そうしてできあがるうつわは、昔ながらの飛び鉋(とびかんな)、刷毛目の模様など、どれも温かみのあるものばかり。
その技術は国の重要無形文化財にも選ばれ、10軒の窯元が代々、一子相伝で作り続けています。

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